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教材イラスト図版工房マニュアル

4.問題を作ってみよう
前のステップで作成したオリジナルの図版を使い,Microsoft Wordで問題を作成してみます。図版の挿入の仕方から,問題文の編集の仕方まで簡単に解説します。

STEP ONE

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まず,図版を挿入してみましょう(この時,Word中のカーソルの位置はどこでも結構です)。
上部「挿入」メニューから「図」にマウスカーソルを合わせ,「ファイルから」を選択します。
保存した図版のファイルを選択し,「挿入」ボタンを押すとWord文書の中に図版が取り込まれます。

STEP TWO

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取り込んだ図版の書式設定を変更しましょう。
図版の上にマウスカーソルを移動し,右クリックを押して出てくるメニューから「図の書式設定」を選択します。
「図の書式設定」ウインドウが開いたら,「レイアウト」タブを選択し,「折り返しの種類と配置」の中から「四角」を選んで「OK」ボタンを押します。

STEP THREE

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これで,図版をマウスの左ボタンでドラッグすることで自由に位置を変更できるようになりました。文書の任意の位置に図版を配置して下さい。
なお,図版の位置を微調整したい時は,「Alt」キーを押しながらドラッグして下さい。拡大表示した上で微調整を行われるとより良いでしょう。

STEP FOUR

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別の方法として,表組を利用することもできます。
まず,表を挿入します。問題文の右側に図版を配置するような形を作りたいのであれば,1行2列の表で結構です。
作成した表の中にマウスカーソルを移動し,右クリックすると出てくるメニューの中から「線種とページ罫線と網かけの設定」を選択します。
罫線タブの中の「種類」を「罫線なし」に設定して,「OK」ボタンを押します。
すると,画面上で表の罫線がグレーの表示となります。これは画面上には表示されていますが,印刷には表れない罫線です。

STEP FIVE

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表の左のセル(マス目)に問題文を入力し,右側のセルにカーソルを移動した後,STEP ONEのように図版を挿入します。
2つのセル間の罫線は,マウスの左ボタンで左右に移動できるので,調整を行って下さい。
なお,表組を使う際にはSTEP TWOのように図の書式設定を変更する必要はありません。

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